パーキングトークン,フランスヴィンテージ

フランスの蚤の市で買い付けをしてきました。
アルミ製のパーキングトークンです。

パリ8番地「グランド ガレージストリート｣に
停めるためか通るためか、
このトークンを見せていたようです。

裏面には

ce jeton est valable pour le jour indique il doit etre remis au portier pointeur a chague scrtie de la voiture

このトークンは、指定された日に有効です。
車両の各ポイントでドアマンに渡す必要があります。

とのことです。

MARDI 火曜日
LUNDI 月曜日
JEUDU 木曜日

とそれぞれ曜日を示しているので、
「指定された日」とはこのことでしょうか。

持ってみると軽くコインのようなイメージです。

どのくらい古いものかはわかりませんが1900年代半ば以降のものでしょう。

もちろん現在はフランスでもトークンを必要としない駐車方法がたくさんあるようですね。

上部に穴があいているので、紐を通してキーホルダーにしてもいいかもしれません。


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トークンについて調べてみると

1930年のハーバー橋では自動車に関係なく歩行者から家畜まで全て通行は有料、
その際、料金所の通過を簡素化するためにトークンが使われていたようです。

自動車が普及するにあたりコインやトークンを料金所のカゴに投げ入れていたのだと。

そしてラ・プレリーの連邦議員の選挙公約の後、 1990年に廃止されました。

フランスだけでなくヨーロッパやその植民地まで幅広く使われていたようです。
また車だけでなく、カフェやバーでつかうトークンがあったり、人頭税に使っていたりとその文化は根強いみたいです。

あまり日本には来ていない文化なので最初はピンときませんでしたが、引き換え券や代用貨幣というとわかりやすいかもしれませんね。

なんだかその時代の通貨を手に入れたような、どこに行くわけでもないのに持ってみたくなる一品です。